ご挨拶
第15回呼吸機能イメージング研究会学術集会
第11回呼吸機能イメージング国際ワークショップ
大会長 中野 恭幸
滋賀医科大学 内科学講座 呼吸器内科 教授
このたび第15回呼吸機能イメージング研究会学術集会と第11回呼吸機能イメージング国際ワークショップを合同にて2024年8月23日(金)~25日(日)に大津市民会館で開催させていただくこととなりました。この会では、「呼吸機能イメージング:現在と未来」をテーマとし、本分野のこれまでを総括し、今後の方向性を指ししめす会としたいと考えております。
呼吸機能イメージング研究会は、この分野における知識の普及、学術の発展を図り、さらには呼吸器疾患患者の方々の診断・治療に貢献することを目的として2009年に発足致しました。その成果発表の場である学術集会は、2009年の京都での第1回を皮切りに、COVID-19のために延期となった2021年を除き毎年開催され、今回で15回目を迎えました。一方、呼吸機能イメージング国際ワークショップは、第1回を2002年に米国フィラデルフィアで開催し、以後、北米、ヨーロッパやアジア各都市での開催を経て、今回11回目を迎えることとなりました。日本における開催は、2011年の第5回以来13年ぶりとなります。
呼吸機能イメージング研究会や呼吸機能イメージング国際ワークショップの大きな特徴は、呼吸器内科・呼吸器外科などの臨床医と放射線科医、さらには工学研究者が一堂に会し、お互いに意見を交換しあうことにあります。この合同開催には、この分野をリードする世界中の臨床家・研究者がアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどから多数参加する予定です。
皆様と2024年8月に大津でお目にかかれることを楽しみにしております。